心臓再生制御部では、心臓や血管などの循環器系組織に着目し、その発生や再生の仕組み、疾患が発症するメカニズムの解明に取り組んでいます。様々な遺伝子改変ゼブラフィッシュやマウスを作製し、循環器の機能や病態形成に関わる新規遺伝子の同定を進めており、得られた結果から、新たな心臓再生療法の研究開発も始まっています。最近では、一生を通じてほぼ全ての臓器が生きたまま観察できる「透明魚」、ダニオネラ（Danionella）の研究利用も進めています。

• 心筋細胞の脱分化・増殖制御機構の研究
• 心筋の自己再生を促進する新規治療法の開発
• 透明魚を用いた生体機能のイメージング研究

若手研究員にはシニアスタッフによる手厚いサポートのもと、研究に打ち込んでいただきたいと考えています。大学院生・リサーチフェロー（博士研究員）は随時募集しています。ここに記載していない研究にも取り組んでいますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡下さい。